◇浜田の女性グループ
 ◇おさか小町バーガー48 米野菜、地元産
 浜田市弥栄町小坂(おさか)の女性グループ「おさか小町」が作るライスバーガーが「OKB(オーケービー)48」と名付けられ16日、販売が始まった。おさか小町のバーガーでOKB。48は小町の女性7人の中で最も若い女性の年齢。商品開発に協力した県立大(同市野原町)の学生食堂横でも売られ、30個(1個300円)が1時間足らずで完売した。OKB48は隔週水曜日、県立大で30個、JR浜田駅(同市浅井町)の市民サロンで20個(1個360円)を販売する。【大西康裕】
 小坂農業生産組合長の久谷(くたに)義美さん(55)が組合で作る低農薬の「稲守米(いもりまい)」(コシヒカリ)の消費を拡大しようと県立大にライスバーガー作りで協力を依頼。昨年10月から当時の1年生の二つのゼミ生29人が味付けや素材選びを提案。試食会を重ね、小坂ではライスバーガーを作るおさか小町が結成された。
 人気アイドルグループの「AKB48」をもじった「OKB48」は稲守米と餅米を合わせ焼き目をつけ、無農薬栽培の地元産ミズナ、ニンジン、ゴボウと牛肉をはさんでいる。
 協力したゼミ生だった2年生の吉田直美さん(19)は「タレの味を調整したり、焼き目の程度を決めるのが難しかった」と話した。
 県立大で売った小町の一人の日野山繁子さん(61)は完売に「作ったかいがあった」と喜び、久谷さんは「あきられないように違う具材も考えたい」と話した


転載元《http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111117-00000190-mailo-l32